日本の卓球界を担っている張本智和選手。
そんな張本選手が必ず試合の時に「チョレイ!」と掛け声を聞いたことのある人もいると思います。
その掛け声に意味があるのでしょうか?
気になって調べてみました。
張本智和の「チョレイ」の意味は?

結論からいうと、張本智和選手の「チョレイ!」に意味はありません。
「チョレイ」という言葉について特別な意味はなく、本人も「自然に出てきた掛け声」と語っている。
引用元:VICTORY
2018年に張本選手のお父さんのインタビューでも
「息子に聞いても『意味なんてない』というばかりで……。
中国語か日本語かさえわかりません。
智和が叫び始めたのは小学校4年生の頃(2013年)。
福原(愛)選手が、智和が通っていた小学校に来て試合をしてくれたことがあるんですけど、その後に『チョレイ』と叫ぶようになった」
引用元:ポストセブン
とのことなので、おそらく「チョレイ」に意味はないと思われます。
「チョレイ」の意味として考えられていた噂
「チョレイ」に意味があるのではないか?と色々噂されていたものがあります。
張本選手は日本に帰化している元中国人です。

ご両親が中国人なので、中国語も理解できると思いますが、中国語の中に「物や能力が出てくる」という意味の中国語に「チュライ(出来)」というものがあるそうです。
そこから来ているのでは?と言われていた時期があります。

また中国の馬選手も「チョレイ」と言っていることから、彼の強さにあやかったのでは?という噂もありましたが、それも噂のようです。
張本智和の「チョレイ」の掛け声が相手に失礼って本当?
張本智和選手の使っている「チョレイ」は、どうやら熊本の方言で「ちょれ〜」というものに似ているそうです。
その「ちょれ〜」はちょろいことをいう言葉なので、張本選手の言葉に嫌悪感を示している人もちらほらいます。
なぜ卓球選手は大声を出す?うるさい?

張本智和選手のみならず、卓球選手は得点が決まると大きな声を出す選手がほとんどですよね。
福原愛さんも「サー!」と声を出されていました。
特に張本選手は人一倍大きな声で「チョレイ」を叫ぶので、うるさいという声もあります。
これには理由があるそうで、卓球コラムニストの伊藤条太氏は、
張本に限らず、卓球選手の掛け声は、自らを鼓舞するためのものだ。
ボールが小さく軽く、指先の繊細な動きまで使う卓球競技は、わずかな気持ちの揺れがミスにつながる。
湧き上がる敗戦の恐怖、油断の誘惑を振り切るため、ゲームの間中、必死に内面と戦っている。
その方法として、得点をしたときにできるだけ大きな声を出すことが幼い頃から奨励され、習慣になっているのだ(だから抑制することは極めて難しい)。
引用元:Yahooニュース
と述べています。
ちなみに卓球にはフェアプレー精神が根付いているため、掛け声で相手を威嚇しようとかそういう考えはないようです。
もしそういう行為をした場合、間違いなく減点対象となるそうです。