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【早乙女太一】女形を辞めたのは劇団がなくなったから【今の事務所はLDH】

俳優の早乙女太一さんが、朝の連続ドラマ小説「カムカムエブリバディ」に出演されていて話題となっています。

そんな早乙女さんですが、女形をやめられていました。

そういえば最近、女形をやっているところを見たことがないなと思っていましたがが、まさか辞めていたとは….。

しかも本人が「女形は嫌いだった」と発言しているから驚きです。

この記事でわかることは以下のとおりです。

  • 早乙女太一は女形を辞めたのは劇団がなくなったから
  • 早乙女太一は女形が嫌いだった
  • 早乙女太一の現在の所属事務所はLDH

早乙女太一は女形が嫌いだった!

早乙女太一さんは2015年に受けたインタビューで「女形が嫌いだった」ことを明らかにしています。

「時代劇を“新しい物”として捉えてもらいたいです。自分自身、古いからやりたくないと思っていた時期もありました。女形も嫌いでした。でも、女形は自分にある数少ない武器だし、日本にしかない色や風景、伝統、歴史を世界へ発信したいと思えるようになった」

引用元:WEB ザ テレビジョン

このインタビューの1ヶ月前に受けた産経新聞の取材に対しても「女形が本当に嫌いだった」と答えているので、本当に嫌いだったようですね。

早乙女太一はなぜ女形を始めた?

引用元:Twitter

早乙女太一さんは「葵劇団」という劇団員の両親の元に生まれ、4歳4ヶ月で初舞台を踏みました。

10歳を過ぎて女形を始め、「流し目王子」と言われるようになります。

その後、ビートたけしに目をつけられ北野武名義で監督を務めた「座頭市」(2003年公開)の子供時代を演じました。その後は同じく北野武監督の「TAKESHI’S」(2005年公開)で本人役を演じました。

つまりほとんど物心がつく前から舞台を踏んでおり、自分の意思で女形を始めたというわけではなさそうですね。

早乙女太一は葛藤しながら女形を演じていた

早乙女太一さんは映画に出演したためにますます知名度が上がり、”100年に1人の女形”と評されるようになってしまいました。

その頃のインタビューでは葛藤しながら演じていたことを明かしています。

「自分が一番嫌いな女形が一番求められていることがやっぱり悔しかった。女形じゃないものでも人が見に来てくれるように技を磨かないと、と思っていました」

引用元:産経新聞

早乙女さん自身は男役をやりたいと思いながらも、世間では「女形の早乙女太一」を求められているという葛藤がありながらもあっさり女形をやめられた理由があります。

早乙女太一が女形を辞めたのは劇団がなくなったから

100年に1人の女形とまで評された早乙女太一さんが女形をやらなくて良くなった理由は早乙女太一さんのホームグランドであった「劇団朱雀」(葵劇団から早乙女さんのお父さんが独立して作った劇団)が2015年2月に解散したからです。

劇団を背負って、その劇団をなくして、僕にとっても劇団員にとっても場所がなくなった今、身が軽くなるより、背負っていくものは増えた感じがしています。今の状況はまさに『とにかくでっけえことしよう』という『ふたがしら』のような感じです

引用元:WEB ザ テレビジョン

演じる場所は無くなってしまったら、できないですよね。

恐らくその時に別の劇団や映画など、女形(女役)としてオファーもあったと思いますが、ご本人が女形を嫌いだったことを理由に断り、完全に”女形早乙女太一”を封印したのかもしれません。

早乙女太一は現在LDH所属

早乙女太一さんは2015年から現在、EXILEが所属しているLDH所属です。

意外な感じがしますが、この肉体美を見るとなんとなく納得しちゃいますね。

カムカムエブリバディで好演

早乙女太一さんは女形を辞められて以降、新感線の舞台やテレビドラマを中心に活躍されてきました。

今回、朝の連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」で早乙女さんが演じるトミー役が女形を活かす演技だと評判になりました。

女形としても舞台に立ち“流し目王子”の異名を持つ早乙女の、視線やまばたきなどの繊細な表現、妖艶な演技はそのままトミーのすかした印象、洗練された立ち振る舞い、何をやってもさまになるところに通ずるのではないだろうか。

引用元:real sound