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なぜ知床遊覧船の桂田社長は赤いネクタイで謝罪?コンサル会社小山昇に対する不満の表明!

北海道の知床半島沖で起きた観光船「KAZU 1(カズワン)」の遭難事故で、運営会社の知床遊覧船の桂田精一社長が謝罪会見を行いました。

その謝罪会見ですが、謝罪なのに赤いネクタイ。。。

赤色のネクタイというと、謝罪の場では相応しくなさそうですが。。。

実は経営の指導を受けていた小山昇さんに対する不満の表明であるという可能性があります。

なぜ知床遊覧船の桂田社長は赤いネクタイを着用したのかを考察しました。

知床遊覧船の桂田社長は赤いネクタイで謝罪

2022年4月27日に知床遊覧船の桂田精一社長は赤いネクタイで謝罪しました。

謝罪に赤いネクタイって、斬新なチョイスですが…。

世間の皆さんも同じような意見を意見をお持ちのようです。

謝罪会見に赤のネクタイは避けるべき

オーダースーツの専門店「SARTO KLEIS」は謝罪する場にふさわしいネクタイとして、ネイビーやアースカラーなどの誠実や落ち着いた印象を与えるものを勧めています。

一方で、赤やボルドーは攻撃的なカラーは不向きだとアドバイスしています。

赤やボルドーの攻撃的なカラーや黄色の元気さをイメージするカラーは不向きですので気を付けましょう。

引用元:SARTO KLEIS

専門家がアドバイスもしていますが、謝罪会見は基本的に黒を着用している方が多いと思います。

最近謝罪を行った芸能人で、宮迫博之さん、田口淳之介さん、渡部建さんも謝罪会見を行う際は黒のネクタイは着用しています。

普通に考えればなんとなく分かることですが、なぜ赤色のネクタイを着用しているかというと、桂田精一社長はコンサル会社に経営を相談していることが関係していると言えます。

桂田社長が赤いネクタイで謝罪会見をしたのはコンサル会社の小山昇に対する不満の表明!

桂田精一社長が赤いネクタイで謝罪会見をしたのは、コンサル会社の小山昇氏に対する不満の表明だと考えられます。

なぜなら桂田社長は2代目社長であり、元々は陶芸家として東京で個展を開いていたこともあり、経営には疎かったと言われています。

一旦、桂田社長が父親からホテルの経営権を譲り受けた経緯について説明します。

ホテル経営を父親から譲り受ける

桂田精一社長の父親は、元斜里町議会議員の桂田鉄三氏と言われています。

2003年から2019年まで町議会議員を務めており、現在は遠音別神社の宮司として活躍されています。

桂田鉄三氏はホテル経営を行っており、その経営権を桂田社長に譲っています。

陶芸家として活躍していた桂田社長は経営に関して素人だったようで、経営のコンサル会社を経営している小山昇氏に経営のアドバイスをもらっていたことがわかっています。

桂田社長は小山昇に経営を依存していた

小山昇氏は株式会社武蔵野という会社の経営コンサルを行っています。

2018年に小山氏はダイヤモンドオンラインの取材を受けており、桂田氏の経営コンサルを行って「赤字の会社があっというまに黒字に変わった」と発言しています。

宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道、旅館業)。

いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。

(中略)

赤字の会社があっというまに黒字に変わった。

引用元:ダイヤモンドオンライン

つまり、経営は桂田社長が舵を切っていたというより、小山氏に依存していたことがわかります。

しかも事件があった観光船かどうかは分かりませんが、観光船を購入することを小山氏が勧めています。

運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。

知床観光船が売り出されたとき、私は、「値切ってはダメ! 言い値で買いなさい」 と指導した

引用元:ダイヤモンドオンライン

つまり桂田社長は観光船については、自分の意志がどうこうというより、小山氏の強い勧めがあったことが取材からわかります。

しかし、今回の事故が起こってしまい、桂田社長は一気に矢面に立たされます。

桂田社長から考えると、小山氏のアドバイス通りに従っただけなのになぜこうなったんだ?と不満に思いますよね。

「小山氏のアドバイスに従っただけなのに、なんで事故が起こったんだ。安全管理については何もアドバイスを受けていない」くらいに思ったかもしれません。

被害者家族からやり場のない怒りをぶつけられ、きっと父親からも叱責されたことでしょう。

ただ謝罪会見は社長である桂田氏が行わなければいけません。

なにか小山氏に対して不満の表明を行いたいと思ったかもしれません。

そこで赤のネクタイを着用することにしたのだと推測されます

なぜなら、小山昇氏は赤が大嫌いだからです。

桂田社長は小山昇の嫌いな赤色で不満を表明!

桂田社長は小山昇氏に対して、小山氏が嫌いな赤色のネクタイをすることで小山氏に対する不満の表明を行ったと考えられます。

小山昇の経営コンサルでは赤を使うことは禁止!

なぜなら小山昇氏の経営コンサルでは赤色を使用することを禁止しています。

理由は2018年に受けたインタビューの中で解説されていますが、小山氏の経営している会社、株式会社武蔵野が26期目になった時に経営計画書を黒と赤の2色刷りにしたことがあったそうです。

その26期は大幅に減益となったそうです。

そのため、コンサルを受けている会員も経営計画書に赤色を使うことは禁止にしています。

つまり、桂田社長は赤色を使うことを禁止されていたということです。

わが社はもちろん、経営サポート会員も経営計画書に赤を使うことは禁止にしました。

引用元:ダイヤモンドオンライン

小山昇は赤色のネクタイを一本を持っていない

しかも小山昇氏は「赤いネクタイもしないし、赤いトマトも食べない」という徹底ぶりです。

ちなみに、赤いネクタイは一本も持っていないし、トマトも食べません

引用元:ダイヤモンドオンライン

知床遊覧船のFacebookを見ると、ページが作成されたのが2017年3月であることがわかります。

桂田社長は小山氏の助言で観光船を購入していることから、小山氏とは少なくとも5年以上のお付き合いであることがわかります。

そんな長い付き合いの関係の相手が赤色が嫌いなことを知っていないわけがありません。

つまり、意図しない限り桂田社長が謝罪会見を行う際に赤いネクタイをつけていくはずがないのです

謝罪会見するからには被害者や関係各所に謝るものですが、桂田社長は別の方向を向いていた可能性が高そうです。