島津貴子さんといえば、昭和天皇の五女で元皇族のお一人です。
海外での生活をされたご経験もあることから、
眞子さんの先駆け的存在として注目を浴びています。
この記事では、
- 島津貴子さんの現在
- 島津貴子さんの誘拐された過去
- 夫や子供はどんな人?
をまとめています。
島津貴子さんは今?

残念ながら一般人となられた島津貴子さんの近況をわかるものはありませんでしたが、
現在もご健在でいらっしゃるようです。
島津貴子さんは66歳までプリンスホテルの顧問取締役として活躍
島津貴子さんは1989年から2005年まで、
有名ホテルチェーンプリンスホテルの「顧問取締役」を務めてらっしゃいました。
しかし、プリンスホテルの親会社である西武グループの中核企業西武鉄道が有価証券報告書などの虚偽記載などの一連の不祥事などを受け、
「グループとして社会的責任を明示する必要がある」として、取締役20人のうち14人が退職することとなり、
島津貴子さんはその中の1人になりました。
(引用元:四国新聞社)
しかし、島津貴子さんは引き続き「アドバイザー」として助言を求められる立場として活躍されていました。
2021年現在、アドバイザーを続けられているかは不明ですが、
ご高齢となので、ご勇退されているかもしれませんね。
では、なぜ皇族であった島津貴子さんがプリンスホテルで働くことができたのでしょうか。
島津貴子さんは皇族でありながらキャリアウーマン

島津貴子さんは1960年3月に現在の夫である島津久永さんとご結婚しました。
その時、島津貴子さんは21歳でした。
結婚に伴い学習院大学を中退し、主婦として暮らしていた貴子さんでしたが、
31歳の時に東京プリンスホテル内の服飾店「西武ピサ」に就職されました。
「皇族出身初の民間企業就職」となりましたが、当時の宮内庁からは「私企業は好ましくない」と言われたとか。
しかしその後も働き続けたことにより、将来的に「顧問取締役」につながったと考えられます。
島津貴子さんは誘拐未遂された過去も
島津貴子さんは、過去に2度誘拐未遂がありました。
皇族を離れた後でも一定の警備が必要なのは、
一般人とはいえ、犯罪に巻き込まれる可能性が高いということのようです。
1回目:1960年10月
結婚されて1年もたたないうちに、島津貴子さんを誘拐し5000万円を要求しようとした不動産業者グループが警視庁に逮捕されました。
2回目:1970年夏

引用元:示現舎
京浜安保共闘議長だった川島豪が横浜拘置所から永田洋子に手紙で、
島津貴子さんを誘拐するように指示していたことが、1981年にわかっています。
島津貴子さんの夫や子供はどんな人?
ここでは島津貴子さんの夫やお子さんについてまとめています。
島津貴子さんの夫は銀行員で薩摩藩藩主の末裔

島津貴子さんの夫は島津久永さんという方です。
1934年3月29日生まれで、薩摩藩藩主の末裔となります。
島津久永さんは、学習院大学政経学部をご卒業後、
日本輸出入銀行(現国際協力銀行)へ入行します。
その後はソニーの理事や山階鳥類研究所理事長などを歴任されています。
島津貴子さんは夫と共に渡米経験あり
島津貴子さんは夫の久永さんの転勤に伴い、
アメリカのワシントンに2年間、オーストラリアシドニーに3年間生活された経験があります。
帰国した際の会見では
「一番重要だったことは人目にふれずひっそりと暮らせたこと」
引用元:スポニチ
とおっしゃっていたそうです。
眞子さんは、皇族出身で海外生活されたのは島津貴子さん以来とのことで、
その点が「島津貴子さんは眞子さんの先駆け的存在」と言われている所以です。
島津貴子さんの子供は?

島津貴子さんと久永さんの間には、
島津禎久(よしひさ)さんという長男がいらっしゃいます。
1962年4月5日に生まれた禎久さんは、現在写真家として活躍されています。
現在、カナダ人女性と結婚し、娘さんが2人いるそうです。