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箱根駅伝で青山学院大学が総合優勝できると予想。青学は往路より復路のが強い。

第98回東京箱根間往復大学駅伝競走が2022年1月2日に行われました。

優勝は原晋監督率いる青山学院大学でした。

今年も強かったですよね〜。

2位の帝京大学とは2分37秒差、距離にして1キロ近くあるからかなり有利とされていますが、総合優勝できるかどうかですよね。

明日、青山学院大学が総合優勝できるかどうかを検証してみました。

箱根駅伝で青山学院大学が総合優勝できると予想

青山学院大学が第98回箱根駅伝の総合優勝はほぼ間違いありません。

理由は過去の成績から、往路優勝を果たした年は総合優勝しているからです。

青山学院大学の箱根駅伝の優勝の歴史

青山学院大学が初めて優勝したのは2015年の第91回大会からでした。

そこから常勝の青山学院大学として、優勝レースに食い込んできました。

昨年までの箱根駅伝の総合優勝、往路優勝、復路優勝は下記の通りです。

回数総合優勝往路復路
2015年91回青山学院大学青山学院大学青山学院大学
2016年92回青山学院大学青山学院大学青山学院大学
2017年93回青山学院大学青山学院大学青山学院大学
2018年94回青山学院大学東洋大学青山学院大学
2019年95回東海大学東洋大学青山学院大学
2020年96回青山学院大学青山学院大学東海大学
2021年97回駒澤大学創価大学青山学院大学

これを見ると、往路優勝している年は必ず総合優勝を果たしています。

そのため今年の箱根駅伝も途中で選手のアクシデントがない限り、青学が総合優勝すると考えても良さそうでしょう。

箱根駅伝で青学は往路より復路のが強い

上記の表を検証すると、青山学院大学は往路より復路の方が強いことがわかります。

当たり前ですが、箱根駅伝を総合優勝するには3つのパターンがあります。

  1. 往路、復路共に総合優勝
  2. 往路優勝で総合優勝
  3. 往路優勝で総合優勝

青学は優勝を初めてした年以降の7回の大会のうち、上記の1のパターンが3回、2のパターンが1回、3のパターンが1回となっています。

そのうち総合優勝を逃した年(95回、97回)は、復路は優勝したのにもかかわらず総合優勝を逃しています。

なぜでしょうか?

箱根駅伝の総合優勝は1区から10区まで一番早い大学

箱根駅伝で総合優勝するためには1区から10区までの全ての区間の合計タイムで一番早く走った大学が総合優勝できます。

例えば2019年に行われた大会では、往路は東洋大学と復路青山学院大学が優勝していますが東海大学が総合優勝しています。

それは往路で優勝した東洋大学、復路で優勝した青学よりも総合タイムが良かったということです。

青山学院大学は往路が苦手

話を戻しましょう。

そのうち総合優勝を逃した年(95回、97回)は、復路は優勝したのにもかかわらず総合優勝を逃しています。

と述べましたが、裏を返せば

青山学院大学は往路が優勝できればほぼ総合優勝できる

ということが言えます。

逆に言えば青学は往路が苦手であり、他校とのタイム差が開きにくいということも言えます。

2019年1月に5連覇を逃した青山学院大学の原晋監督は往路の采配ミスがあったことを認めている発言をしています。

4区、5区の失速で、往路は6位、首位東洋大学に5分30秒も遅れた。この時点で5連覇は難しくなった。すると原監督は、選手たちの気持ちを「復路優勝」に切り替え、「往路の敗因は采配ミス」と自らの責任を公言した。

引用元:ダイヤモンドオンライン

恐らく原晋監督にとって、往路の人員を采配するのが難しいと考えている可能性もあります。

まとめ

青山学院大学が2022年に総合優勝することは何もなければほぼ間違い無いと言えるでしょう。

明日は事故がないよう、どこの学生も頑張っていただきたいですね。