2022年冬季北京五輪が始まったものの、羽生結弦選手が転倒してしまったり楽しむより色々と心配しがちが面があります。
その中でも高梨沙羅選手のスーツの規定で失格となった問題は数日経った今でも後を引いている気がします。
その問題で、実は高梨沙羅選手が失格にしたのは男性だったというから違う側面で問題となりそうです。
今回はそこについてまとめています。
高梨沙羅を失格にしたのは男性判定員ミカ•ユッカラ！
2022年2月7日に行われたスキージャンプ混合団体で高梨沙羅選手を含む４カ国、5名の女性選手がスーツの規定違反で失格となりました。
国際スキー連盟のルールなどに照らし合わせても確かに違反ではあるようですが、いつもの測り方とは違ったとの発言もあり問題が日増しに増しています。
高梨沙羅を失格にしたのは男性判定員！
ここで新たな情報が加わってきました。
高梨沙羅選手を含む5名の選手を失格にした判定員は男性だったというものです。
その男性の名前はミカ・ユッカラ氏という人です。
女子選手の測定に、通常はいないはずの男性コントローラーが突然介入し、大混乱を招いたという。〝元凶〟となった人物は猛批判を浴びるなど、さらなる波紋が広がっている。
引用元：東京スポーツ
2014年ソチ五輪ジャンプ団体で銅メダルを獲得した竹内択さんがスーツの検査方法に質問された際にも「同性が計測するもの」とされていることを答えています。
Q 検査員は選手の性別によって分かれているか
A 男子選手には男性の、女子選手には女性の検査員がいる。
引用元：日刊スポーツ
スーツの検査方法
ここで検査の流れについて、2014年ソチ五輪ジャンプ団体で銅メダルを獲得した竹内択さんが解説したものをご紹介します。
竹内さんの解説によると「スーツを着た状態で股下の長さを測られる」とあります。
Q 計測の手順は
A 事前に国際スキー連盟（FIS）に身長や手足の長さ、スーツや板のサイズを登録しておく。試合当日は、自分の番の5人ほど前にスーツを着た状態で股下の長さを測られる（股下が長いと空気抵抗が生まれ飛距離が出やすい）。そして飛んだ後、抜き打ちで検査がある。
引用元：日刊スポーツ
測定方法が異性だと問題が起こり得そうだというのは容易に想像がつくと思います。
しかもノルウェーのブラーテン監督によれば、通常の測定ではコントローラー（判定員）は1人に対し、今回はなぜか3人いたそうです。
男性がいただけでもおかしいのに通常より人数が多いとはちょっとおかしいですよね。
高梨沙羅を失格にしたミカ・ユッカラのスキャンダル疑惑
高梨沙羅選手同様に失格にされた国の一つにノルウェーがあります。
上記の「女性の検査に男性（ユッカラ氏）が入室したこと」に対し、スキャンダルであると、ノルウェーのスキージャンプ女性団体がTwitter上で名指しで抗議をしています。
Absolutely bizarre. Mika Jukkara was apparently present when the girls got checked. Note that when the suits come off, no controller from a different gender is allowed to be present.
— Ski Jumping Women Norway (@sjwomennorway) February 7, 2022
This is a scandal!#SkiJumping #skijumpingfamily https://t.co/dhYbNbvZbk
Absolutely bizarre. Mika Jukkara was apparently present when the girls got checked. Note that when the suits come off, no controller from a different gender is allowed to be present. This is a scandal!
これを和訳すると
全くもって奇想天外。ミカ・ユッカラ氏は彼女たちの検査時にその場にいました。スーツを脱ぐ際は、異性のコントローラー（判定員）は立ち入る事ができないことを注意してください。
これはスキャンダルです！
ノルウェーなどの北欧は日本よりもジェンダー意識が高いので、こういう行為を許すとは思えません。
立会いの事実があれば、もしかしたらやり直しとかもあるのでしょうか？
男性判定員ミカ・ユッカラ氏の経歴
高梨沙羅選手を失格にした男性判定員ミカ・ユッカラ氏の経歴はどのようなものでしょうか。
国際スキー連盟（FIS）が発表した経歴は以下のようです。
- 名前：ミカ・ユッカラ
- 生年月日：1963年6月30日
- 国籍：フィンランド
- 妻帯者
若い時はスキージャンプの選手として、フィンランド国内を中心に活躍しました。
1990年からはフィンランドの国内大会の役員を務め、2004年から国際大会のテクニカルデレゲート、2007年にはワールドカップのテクニカルデレゲートを勤めています。
一方、国際スキー連盟のユッカラ氏の紹介欄には明確に「the important of equipment controller for men’s Ski Jumping」と記載があります。
つまり男性のコントローラーであって女性のコントローラーではありません。
Facebook特定から殺害予告までされる事態に
この一連の事件からFacebookが特定されたり、殺害予告される事態に陥っています。
海外メディアによると、匿名による「殺害予告」を受けているそうで、現状について「もう手に負えない状況となっている」と話しているそうです。
